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古典芸能 花の競演~さまざまな舞くらべ~

日本には、様々な古典芸能がありますが、あなたは何がお好きですか?
興味は有っても、どこに行けば観られるのか分からない・・そんな方々に朗報です!様々なジャンルの芸能を、一度にお楽しみいただける『古典芸能 花の競演』を開催いたします。
ご出演は、皆それぞれのジャンルの第一線に於いて、東西でご活躍中の方々です。個々の芸能の特色やストーリなど、解説もいたしますので、初めての方でも安心です。
今回のテーマは『さまざまな舞くらべ』・・・能、狂言、上方舞の中で同じ題材をもとにして作られた曲をピックアップし、舞くらべをお楽しみいただけます。生の音色、生の声、をじっくりとお楽しみ下さい。
美味しいお抹茶のご用意もございます。どうぞお気軽にお出かけ下さい。

※前回の開催の様子はこちらにてご覧頂けます。
日時
2015年12月6日(日) 13時開演・開場12時/お茶席11時より
料金
3,000円(定員80名)/お茶席500円(希望者のみ)
会場
朝陽会館 06-6351-0102
主催
能楽文化振興協会
お問合せ
電話:06-6357-0844
E-mail: info@choyokaikan.com
パンフレット
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三階舞台にて 午後1時より3時頃まで

1、上方舞と狂言による舞くらべ

    上方舞(楳茂都流) 「お乳や乳母」

  • 立方・楳茂都梅衣華
  • 地唄・竹川和裕
  • 狂 言(大蔵流) 小舞 「七つになる子」

  • 善竹忠一郎

2、お話

  • 上野朝義,善竹忠一郎,楳茂都梅衣華

3、能と上方舞による舞くらべ

能(観世流) 仕舞 「屋島」

  • シテ・勝部延和
  • 地謡・上野朝義,赤井きよ子

上方舞(楳茂都流) 「八島」 

  • 立方・楳茂都梅衣華
  • 地唄・竹川和裕

休 憩(十五分)

4、狂言 (大蔵流)

袴狂言 「木六駄」 (一部上演)

  • 善竹忠一郎
  • 5、能 (観世流)

    祝言 能 「猩々乱」

    • シテ・上野雄三
    • ワキ・江崎欽次朗
    • 笛・斉藤敦
    • 小鼓・高橋奈王子
    • 大鼓・辻雅之
    • 太鼓・中田一葉
    • 地謡・上野朝義,勝部延和,赤井きよ子
    • 二階茶室にて 午前11時より午後4時まで

      お茶席(表千家)

      • 小池美知子社中
    • ※別途お茶券(500円)をお買い求めください。

    曲目解説とみどころ

    【上方舞(かみがたまい)とは】

    上方舞〔かみがたまい〕は日本舞踊の一種。 別名として、座敷で舞われる事が多いので「座敷舞」、地唄を伴奏とするので「地唄舞」とも言われる。
    江戸の歌舞伎舞踊の流れに対し、京都、大阪(上方)で生まれた上方舞は座敷で行われる舞として発展した。 酒宴席の座敷での舞として行われていたので、埃〔ほこり〕をたてぬ様に、一畳の空間でも舞う事ができるように作られている。屏風〔びょうぶ〕を立て、燭台〔しょくだい〕にロウソクをとも灯して舞われることが多いのも座敷で舞われていた名残。
    上方舞は、能の動きを基本に歌舞伎や浄瑠璃の要素を加えたもので、優雅な落ち着いた舞が特徴。 女性の心理を表現した演目が多く、深い心情を舞で表現している。
    代表的な四流
    山村流  ・楳茂都(うめもと)流 ・ 吉村流 ・ 井上流

    【おちゃめのと】

    元禄期、乳母が幼な児をあやして歌った歌「おちゃめのと」と狂言小舞謡「七つになる子」に取材し、一つの曲にしたもの。
    「おち」は「お乳(ち)の人」を省略した言葉で、貴人の乳母(うば)のこと。「めのと」と同じく乳母の意。

    【屋島(やしま)・八島(やしま)】

    旅の僧が源平の古戦場である屋島の浦にくると、漁夫が二人帰ってくる。
    その塩屋(小屋)に泊めてもらい、屋島の合戦のようすを漁夫に聞くと、漁夫は義経や景清などの戦いの様子を語る。
    あまりに詳しいので不審に思っていると、漁夫は消え、夜中に義経の亡霊が現れ、戦いの様子を語って聞かせるのだった。
    さらに、修羅道に堕(お)ちたために今もやはり戦わねばならないのだ、とその戦いの有様を示していたが、夜の明け行くとともに共に消え失せる。

    義経の戦振りを描いていることから察せられるように、晴れやかさと躍動感に満ちている。
    この話を十数分の曲にまとめたのが地歌「八島」および「長刀(なぎなた)八島」であり、この曲から舞が作られた。

    【木六駄(きろくだ)】

    ある冬の日,主人は木六駄(ろくだ)(6頭の牛に積んだたきぎ薪)と炭六駄(ろくだ)と酒樽を都の伯父に届けよと,太郎冠者 に命ずる。太郎冠者は激しく雪の降る中を,12頭の牛を追いながら坂道を登って行く。
    やっと峠の茶屋に着き、一杯飲んで暖まろうと酒を所望(しょもう)するが,あいにく茶屋では酒が品切れである。つい一口と,進物用の酒樽に手をつけ,茶屋の亭主とくみかわすうちに飲みほしてしまう。
    太郎冠者は機嫌よく舞(「鶉舞・うずらまい」)を舞ったりしたあげく、酔った勢いで木一駄を茶屋にやってしまい、あとの五駄は自分の小遣いにするため換金を頼み、炭六駄をのせた6頭の牛だけを引いて都へ向かう。
    主人からの書状を見て不審がる伯父に、冠者は最近木六駄と改名したので、「木六駄に、炭六駄のぼせ申し候じゃ」とごまかそうとするが、結局嘘がわかって追い込まれる。

    実際には登場しない12頭の牛を追って雪の峠道を登って行く冠者の演技が見どころ。鞭(むち)一本としぐさだけで、追われる12頭が見えるかどうかは、とても楽しみなところ。

    太郎冠者が酒宴で酔いながら舞う「鶉(うずら)舞」や茶屋との掛け合い、また吹雪が止み、晴天のもと機嫌よく出かける様など見どころが沢山ある。
    今回は、前半の一部分のみをご覧いただく。

    【猩々乱(しょうじょうみだれ)】

    昔、中国・潯陽(しんよう)に住む孝行者の高風(こうふう)という男が、夢のお告げに従って市場で酒を売ると、大金持ちになった。
    そこに高風の酒を飲んでも顔色の変わらない不思議な客が来て、自分は海中に住む「猩々(しょうじょう)」という精霊(せいれい)であると告げて立ち去った。
    驚いた高風が川のほとりに酒壷を供えて夜すがら待っていると、猩々があらわれる。
    猩々は、百薬の長といわれる酒の徳をたたえ、高風と酒を酌み交わし、酔っては舞い、高風にいくら飲んでもなくならない酒壺を与え、再び海中に帰ってゆくのだった。

    不老長寿を寿ぐ祝言の演目。
    猩々が、緩急自在な特殊なリズムに合わせて、抜き足、蹴上げる足、流れ足などで、水上で戯れ遊ぶ様子が見どころ。

    ★能「猩々」に「乱(みだれ)」または「猩々乱」の小書(こがき)が付くと、曲中でシテが舞う「中之舞(ちゅうのまい)」を、「乱(みだれ)」という特殊な舞に変えて演じる。
    この場合、番組上では「猩々(しょうじょう)」ではなく「乱(みだれ)」または「猩々乱」と記される。

    当日の様子

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関連キーワード: 上野朝義, 上野義雄, 中田一葉, 勝部延和, 善竹忠一郎, 斉藤敦, 楳茂都梅衣華, 江崎欽次朗, 竹川和裕, 赤井きよ子, 辻雅之, 高橋奈王子

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